2025年版国内外プリント基板業界の最新動向【国内売上ランキングTOP10無料ダウンロード】
- プリント基板

2025年に入り、プリント基板(PCB)業界は国内外ともに大きな変動期を迎えています。最新の市場動向、注目の国内企業の業績、海外勢の成長理由について解説いたします。
国内プリント基板業界の最新動向
2024年度は底堅く推移
2024年度の国内PCB業界は、世界経済の減速や為替の影響を受ける中でも一部企業が増収増益を達成し、堅調な成長を見せました。
・イビデン:AI用高性能パッケージ基板の好調により、売上高1972億円(前年比3%増)、営業利益は微減の268億円強。2025年度もAI半導体向け基板で独占的地位を確保し、売上高2400億円、営業利益330億円を計画。
・メイコー:LEO衛星市場への参入が寄与し、売上高2068億円(前年比15%増)、営業利益191億円(前年比4%増)と過去最高を更新。2025年度も引き続き情報通信やEMS事業が成長を牽引。
・新光電気工業:サーバーやPC向け需要減で減収も、新工場での先端生産体制構築を進行中。
・日本シイエムケイ:車載向けの売上が好調で、売上高955億円(前年比5%増)、営業利益38億円(前年比8%増)。特にボディ・快適系と走行安全系が成長を支えた。
2025年度は慎重な見通し
2025年度は、AIパッケージ基板関連以外の企業は減収を予想しており、設備投資も全体で20%程度縮小される見込みです。主な背景要因は以下の通りです。
・米中摩擦の激化と関税政策の影響
・自動車産業の回復遅れ
・円高による収益圧迫
海外プリント基板業界の最新動向
台湾・中国勢の積極投資
台湾・中国の基板メーカーは積極的に事業を拡大しています。米国の関税政策による駆け込み需要やAI・衛星通信市場の拡大が成長を後押ししています。
・台湾市場:2024年の総生産額は3.9兆円(前年比6%増)に達し、2025年も前年比5%増の成長を計画。
・成長分野:AIサーバー(高多層板)、LEO衛星向け高周波多層板、EV・PHV向け車載基板、スマホやメモリー市場の緩やかな回復。
・AIサーバー用基板:20層前後の高多層ビルドアップ基板が需要を牽引。2024年サーバー向け生産額は前年比4%増の509億台湾ドル、衛星用途は前年比83%増の193億台湾ドルと急成長中。
今後の注目ポイント
・AIサーバーとLEO衛星市場の需要拡大
・EV・PHVを中心とした車載用途の成長
・米中摩擦や為替動向が今後の業績に与える影響
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