今更聞けないRapidus(ラピダス)って何が凄いの?
- 半導体の会社
新川と広報がショート動画で説明
動画のやり取り
新川:新 広報:広
広:最近すごいRapidus(ラピダス)って聞くんですけどそんなすごいんですか?
新:ラピダスはすごいね。
広:何がすごいんですか?
新:ラピダスはまずはファウンドリ※1.と言われるものなんですよ。
TSMCって聞いたことあります?
広:はい。
新:TSMC※2.というのは世界で一番最強のファウンドリと言われてるんですね。半導体っていかにウエハー※3.の中にトランジスタを小さくできるかというのがポイントで、TSMCは3ナノなんですよ。(3ナノを作成する技術がある)
で、1ナノメートルというのは10億分の1mね。
広:はい。
新:ラピダスは2027年に2ナノをやると。2ナノをやったら世界一のファウンドリになるんですよ。
小さくすればするほど、いろんなものが小型化できたり、高機能化できる。
これを日本でやろうとしてると。
投資も5兆を目指してやっていくと。
だからすごいスケールの大きな話っていうのはあるね。
Rapidus(ラピダス)株式会社の概要と特徴
最先端のロジック半導体の開発と製造を目指し、2022年に設立されました。
事業内容には、半導体素子、集積回路等の電子部品の研究・開発、設計、製造、および販売が含まれます。
さらに、省エネルギー半導体の研究・開発や、半導体産業を担う人材の育成も行っています。
会社は、日本国内外の素材産業や装置産業と協力し、2020年代後半までに次世代の3次元LSI技術を確立することや、2nm(ナノメートル)以下の最先端LSIファウンドリを日本で実現を目指しています。
※1.ファウンドリ(Foundry)とは
さまざまな製品に使われる半導体の製造を専門に行う企業になります。
設計のみを行う企業は「ファブレス」とよび、NVIDIA(エヌビディア)やAMD等が有名。
※2.TSMC(ティーエスエムシー)とは
1987年に設立された台湾のファウンドリ企業。世界No.1のシェアを誇ります。
日本の熊本に工場を建設することで話題に。TSMCは世界初のファウンドリといわれています。
※3.ウエハーとは
半導体の「基板」となる素材であり、薄い円盤状の素材。
ウエハーの表面にICチップの回路パターンを形成します。
これを小さく切り分け、フレームにのせる事で半導体チップが完成します。
ウエハーは半導体における重要なパーツになります。
トナリズムでは、ファブレスや様々な半導体メーカーをお取り扱いしています。
詳しくは、取り扱いメーカーページをご覧ください。
また、お気軽にお問い合わせください。