NVIDIA(エヌビディア)が2024年5〜7月期の決算発表:過去最高の売上高に!
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NVIDIA(エヌビディア)が2024年5〜7月期決算を発表
2024年8月28日(アメリカ時間)、NVIDIA(エヌディビア)は5〜7月期決算を発表しました。
四半期売上は過去最高の約300億ドルで、第1四半期から15%増、前年同期比から122%増えました。特にデータセンター事業がその成長を牽引しました。
四半期データセンター収益は過去最高の263億ドルとなり、第1四半期から16%増、前年同期比から154%増となった。
この成長の大きな要因として、AI技術の進展によるデータセンター向けGPUの需要拡大が挙げられますね。クラウドコンピューティングやAI関連プロジェクトの増加により、NVIDIAの製品が高い評価を受け、売上に貢献しました。
NVIDIA(エヌビディア)の創設者兼CEOであるジェンスン・フアンは下記のように述べています。
「この成長の大きな要因として、AI技術の進展によるデータセンター向けGPUの需要拡大が挙げられます。クラウドコンピューティングやAI関連プロジェクトの増加により、NVIDIAの製品が高い評価を受け、売上に貢献しました。」
2025年度第2四半期の概要
GAAP
単位:100万ドル |
25年度第2四半期 | 25年度第1四半期 | 24年度第2四半期 | Q/Q | 前年比 |
収益 | 30,040ドル | 26,044ドル | 13,507ドル | 15%増 | 122%増 |
粗利益 | 75.1% | 78.4% | 70.1% | 3.3p 減 | 5.0p 増 |
運営費 | 3,932ドル | 3,497ドル | 2,662ドル | 12%増 | 48%増 |
営業利益 | 18,642ドル | 16,909ドル | 6,188ドル | 10%増 | 174%増 |
純利益 | 16,599ドル | 14,881ドル | 6,188ドル | 12%増 | 168%増 |
一株あたり利益 | 0.67ドル | 0.60ドル | 0.25ドル | 12%増 | 168%増 |
株関連
・2025年度の上半期にNVIDIAは、自社株買いと現金配当という形で、154億ドルを株主に還元。
・8月26日の取締役会で期限なしでさらに500億ドルの自社株買いを承認。
・2024年9月12日の株主に対して、2024年10月3日に1株あたり0.01ドルの配当を支払う予定。(前年0.06ドル)
決算発表後の株価動向(今後の見通し)
決算発表後の時間外取引ではNVIDIAの株価は8%下落する場面があった。
売上325憶ドルで、GAAPの粗利益率は74.4%、通年では70%半ばの予想。
GAAPの収益としては、日関連投資及び公開株式による損益を除いて、3億5000万ドルを予想。
こちらの売り上げ見通しに対して、市場予想にとどいていなかったことが株価下落の背景にある。
カテゴリー詳細
データセンター:売り上げが過去最高の263億ドルで、前年同期で155%増。(全体の約88%の売上)
ゲーム&AI PC:売り上げが29億ドルで、前年同期で16%増。
Professional Visualization:売り上げが4億5400万ドルで、前年同期で20%増。
自動車&ロボット:売り上げが3億4600万ドルで、前年同期で37%増。
まとめ
2024年5〜7月期決算での強い業績は、NVIDIAがデータセンター需要やAI技術の進展をうまく捉えていることを証明しています。これからもNVIDIAは成長が続くと見られ、業界全体に対しても大きな影響を与えるでしょう。株式市場でもNVIDIAへの注目は高く、今後の動向に注視が必要ですね。