CEO blog 社長ブログ

綺麗事と本音の間

  • 経営
公開日:2025.04.28

経営者やエリートビジネスパーソンはハードワーク信仰の人が多いですよね。かくいう私も仕事が好きすぎて、気を付けないと永遠にやってしまいます。一方、私には妻と6歳、1歳の娘がいます。こういうことを経営者の私が言ってしまうとあまり良くないと思うし、冒頭の主張と矛盾するのですが、勇気を持ってカミングアウトします。家族でピクニックに行き、娘たちを両手で抱きしめていると、仕事なんてどうでも良いと思うことがあります。別に仕事なんてボチボチやって、家族でもっと一緒にいよう、時にそう思うのです。でも話はそう単純でもない。私は坂本龍馬が好きですが、彼は裕福な家庭に生まれたものの、薩長同盟、大政奉還という革命を起こし日本の歴史を塗り替えました。坂本龍馬が、「まー俺ボチボチでいいわ、金もあるし」と思っていたら、日本の明治維新は無く、今頃アメリカかイギリスの植民地だったかもしれません。

 

自分と坂本龍馬を比較するつもりはないんですが、今我々は過去最高に幸せな時代に生きています。江戸時代であれば才覚があってもほとんどの人は一生畑を耕して終わりですし、自分が住んでいる県を抜け出したら死刑です。今、「チ。」という漫画を読んでいますが(めちゃくちゃ面白いです)、当時地動説を唱えたら迫害されて殺されていました。今では地球が動いていないと言う人は頭がおかしいと思われるのにです。つまり、過去の常識は今の非常識であり、それは誰かが命懸けで変えているのです。そして今、一見平和に見えますが実は色んなことが世界で起きています。アメリカは多大な犠牲を払うとしても、製造業を本気で自国に戻そうとしているし、ロシアは前時代的な手法でウクライナへ侵攻し、日本のすぐ隣の台湾はどうなるかわかりません。そんな中、俺はのほほんとしていていいのか?と思うわけです。日本はもっと力をつけないといけない。ハラスメント?リモートワーク?働き方改革?退職代行?上司がムカつく?部下が言うことを聞かない?そんなこと本当に言ってていいの?俺たちの日本って本当にいつまでもあるのかな?俺の子供たちは安心して生きていけるのかな?孫は?ひ孫は?私はそう思うのです。

 

私個人で言えば、仕事を調整して家族との時間を最大化することもできる。でも私はもっと、永続的に、私も含めた世界中の人が、大切な人のトナリにいられる時間を作りたい。だから私はトナリズムという会社を経営しているのです。そして私は運良くこの時代の日本に生まれ、たまたま半導体バブルに乗れたのです。そんなラッキーを与えてもらった俺がやらなきゃ誰がやるんだ?そう思っています。だから私はやるんです。綺麗事や承認欲求だけで8年もやれません。ここでは詳しくは書きませんが、ありえない裏切り、邪悪な人たちからの攻撃、これを外したら終わりというギリギリの局面など、辞めた方が楽な場面は何百回と経験しているし今も毎日そうです。だけど、暗殺されるわけではない。そして暗殺される覚悟を持った人が世の中を変えてきたからこそ、私は家族とピクニックに行けるんです。

 

そう思うと、仕事なんてボチボチでいいから、家族と過ごそ。とは単純には思えないんだよな。

 

あと、仕事を通して自分自身がパワーアップし、毎年新しい事業を展開し、社員も見違えるように力をつけ、確かな足跡を社会に残すこと。これはピクニックとは違う魅力があるんだよな。あと、トナリズムグループって凄い。新川って凄い。とも言われたいよ。男の子だもん。

 

文章だと難しいけど、人間そんな簡単に割り切れないですよね。坂本龍馬も時には、いや別に倒幕とかどうでも良くね?と思ってたのかも。だけどやっぱり何かが彼を突き動かしていたんでしょう。俺もそうだし、みんなもそうだよね。

 

今の日本人って世界最高にラッキーですよ。私も頑張るので、皆さんも悔いがないように人生やってきましょう。私と一緒に「大切な人のトナリにいられる時間を増やす」という夢を追いかけてくれる人は、ぜひトナリズムグループへご応募ください。

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