CEO blog 社長ブログ

寿命を15年伸ばす方法

  • その他
公開日:2025.04.21

先週末は家族で木更津のアウトレットへ行き、近くのスーパー銭湯に入ってご飯を食べてきました。帰り道の運転中、昔と比べて自分はずいぶん変わったよな、としみじみ思いました。アウトレットに行ったら自分の服より子供の服が目に入る、そもそも家族連れってこんなに多いんだと気付く。スーパー銭湯も、若い頃ならバスで行って必ずビールが飲みたかったのに、自分が運転してオロポ(知ってますか?オロナミンCとポカリを混ぜた飲み物です。めっちゃ美味い)で大満足。家に着いたのは21時。子どもたちの洋服と(少しだけ買った自分の洋服)を両手に持ちながら、20kgある6歳の娘を抱っこして部屋へ戻る。(マジで重い)。でも親に抱っこされてベッドに寝かされるのっていいんですよね。なんて、私も良く寝たフリをしていた子供の頃を思い出したり。

 

私は普段6歳の娘と一緒に寝ているのですが、週末は1歳の娘と寝ています。理由は二つあり、一つ目は妻が寝不足になるので、週末くらいは代わってあげたい。二つ目は、1歳の娘と添い寝できるのは今しかないから。実は6歳の娘が小さい頃は妻に任せていて、一緒に寝ることはあまり無かった。それを後悔しているので、次女では繰り返さないぞ、と。

 

1歳の娘は深夜に何度か目を覚まし、そのたびに「ウ~ウ~」言ったり、頭突きをしてきたり、突如笑いだしたり、最終的には首に抱きついてきてそのまま寝ます。もしかしたら長女もそうだったのかもしれない。でもそれは経験してないから分からない。残念。改めて、次女との大切な時間は出来る限り見逃さないぞ、と。

 

大切な人のトナリにいられる時間を増やす。というのが当社のビジョンですが、最近もう少し言語化できてきました。つまり逆説的には「世界から孤独を減らす」というのが私の使命なんだなと。独身男性は既婚男性と比較して15年寿命が短いそうです。最初に言っておくと、ライフスタイルは人それぞれでとやかく言うつもりはありませんが、ファクトとして孤独は寿命を縮めるということです。

 

残念ながら世の中から犯罪は無くならないと思います。しかしそれらは「孤独」な人が起こしているのでは?というのが私の仮説です。というのも、人は家族や仲間ができた時、それらを失うのは嫌なはずです。彼らを悲しませると思うと胸が痛むはずです。それは普段強がっている私もそうです。であれば、「孤独な人」に「大切な人」ができれば、犯罪や不幸は相対的に減ると思いませんか?私は思っています。

 

職場で孤独なら転職を検討した方がいい。そう思って人材紹介業のトナリソースを始めました。大切な人と素晴らしく濃い時間を過ごして欲しい。だからトナリゾートでホテルを建てています。途上国に雇用を生み出したいからリサークレッジを、ワクワクするようなエレクトロニクス製品を世の中に送り出したくて、トナリズムの事業を行っています。

 

私は三人兄弟の長男です。両親は一生懸命働いて私を育ててくれました。反抗期も人並み以上にありましたし、大学まで行かせてもらったのにプロのミュージシャンになると言って就活もまともにしませんでした。でも私は運良く周りの方たちに助けられて、今は何とかやれています。仕事が忙しくて両親と一緒にいれなかった後悔もあり、たまには食事に招待したり、旅行に連れて行っており、今年は妻の両親も一緒に海外に行く予定です。

 

そういうの昔は何かカッコ悪いなと思ってたんだけど、そう思っている方がカッコ悪いですよね。人生は猛スピードで過ぎていきます。今やらなければいつやるの?

 

というわけで、今日も大切な人たち(社員)のトナリでこの文章を書いています。「そういえば、あの人元気かな?」そう思ったら今日電話してみてください。できればLINEじゃなくて、電話で声を聞いてあげて。そうしたら世界から孤独が一つ消えるから。

 

大切な人のトナリにいられること、それこそが人生。これが私の哲学で、トナリズムグループのビジョンです。俺は、俺たちはこれからもやっていくよ。

Company
会社情報
Contact
お問い合わせ