受け入れる勇気
- 営業
↑写真は仙台時代。若い!(のか?)笑
今日は実体験に基づく「営業力を上げる具体的な方法」をシェアしたいと思います。私はトヨタグループ商社で最高評価、その後転職した外資系半導体商社でトップセールス&最年少マネージャー、トナリズムを起業後に1年間で43億円半導体を販売したので、それなりに営業の知見はあると思っています。
さて本題に入ります。私は20代前半の頃にトヨタグループ商社で働いていて、まずは名古屋本社勤務でした。そこでは一年目からそれなりに結果を出すことができ、仙台へ転勤しました。そこでもめちゃくちゃ売れました!と言いたいところですが、驚くほど全然売れません。そしてなんならお客様に嫌われている感じもします。慣れない土地、上司ともうまくいかない、そして友達もいない。まさに地獄。 あの頃は本当に早く名古屋に帰りたかったな。
そんな時、ようやく私の話を聞いてくれるお客様候補ができました。とある再生プラスチック業者さんで、商談に行く度に焼肉に連れて行ってもらいました。(お客様と食事に行くと上司に怒られるので、言いませんでした。ごめんなさい笑)何度もお会いして仲良くなっていたので、勇気を出して聞いてみました。 「営業がうまくいかないんですけど、何でだと思いますか?」
そのお客様はこう答えました。「新川くんは西の人だよね?早口で言葉が強いから、こっちの人は責められてるように感じちゃうのかもね。もっとゆっくり話してみたら?」今の私からは想像できないかもしれませんが、当時の私は結果を出したいと焦り、早口でまくし立てるように話していました。 なるほど。と思い、意識的にゆっくり話すようにしてみました。その途端、一気に「話聞いてみるよ」「こないだの提案、もう一回しにきてくれない?」と状況は好転していきました。
この時思いました。「自分が恥ずかしいことこそ、信頼できる人にダメ出ししてもらおう」 それ以来、あらゆることをダメ出ししてもらうようにしました。仕事はもちろん、服装、髪型、ギター(当時バンドをやっていたので)、歌、ゴルフ、運転、などなど。他にももっと恥ずかしいことも全部。そこから、一気に全てが好転していきました。 自分では強みだと思っていることが、実は相手を傷つけるナイフだったりするんですよね。
真実は大体耳が痛いですが、そこから逃げた先にある石につまづいて転ぶともっと痛い。同じ痛みなら早いほうがいいし、癒えたら昔の自分より強くなれます。
というわけで、今こそ信頼できる人に聞いてみましょう。「私の営業ってぶっちゃけどうですか?」