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アニマルスピリッツを呼び起こせ

  • 経営
公開日:2024.05.17

※写真は中国のレストランにて

 

私は半導体に関わる仕事を長らくしていることもあり、中国はとても身近な国です。

これまでに、ビジネスで何度も足を運びました。

 

コン、コン――。中国人はお茶を注いでもらうと、人差し指と中指で2~3回、机を軽く叩きます。

何の合図か分かりますか? 実は「ありがとう」のジェスチャーです。

その背景を中国人に聞くと、これがまた面白い。

昔、偉い人が城下の町を視察に出かけた際、同行した配下にお茶を注いだときのこと。

本来、配下は跪いて受け取らなければいけませんが、そんなことをしたら身分がばれて、命を狙われるかもしれません。

ですから、危険を避けるために、配下は2本の指で軽くテーブルをたたき、そのジェスチャーに両手をつけて頭を下げる意味を込めたそうです。

 

ちなみに、私は中国茶が大好きです。

中国に行くと、取引先がお茶をたくさんくれるんですね。

中国茶は種類が豊富で、ウーロン茶やプーアル茶、緑茶はもちろん、白茶もあります。

どれも本当においしい。

中国の広州へ商談に行くと、いかに飲茶文化が根付いているかが、よく分かります。

席に着くと、テーブル自体が熱くなり、お湯を沸かせるようになっています。

そして、テーブルに置いて温まったお茶を飲み、熱々の点心を食べながら、2時間、3時間と商談するのです。

 

こうした歴史や文化に触れることは、私にとって何よりの楽しみ。

トナリズムグループは海外事業を通じて、中国や北米、中南米の人々と日々、接しています。

その国の異文化や習慣を肌身で感じること自体、海外ビジネスの大きな魅力だと思います。

 

そもそも、日本は今後、ますます人口が減少し、国内のマーケットは縮む一方。

海外へ飛び出すことで、ビジネスチャンスは大きく広がるはずです。

世界を見渡すと、日本という国は本当に恵まれていると感じます。

中国や東南アジア、中南米の国々を訪れると、日本では考えられないほど、貧しい人たちが道ばたに普通にいる。

日本の企業には、まだまだ内部留保という形でたくさんのお金があります。

そのお金を眠らせておくのは、もったいない。世界のために使えばいいじゃんと、つくづく思います。

「先ず隗より始めよ」ということで、当社は利益の多くを海外投資に回しています。

 

お金だけではありません。日本には知見も技術も、そして人材もいます。

日本企業が海外へ積極的に投資をすることで、現地の雇用も生まれ、世の中はもっとよくなるはず。

トナリズムグループは、まさに今、海外で新規事業に次々とチャレンジしています。

現在もメインは半導体商社の事業ですが、ジャマイカやチリといった中南米の国々への中古車輸出も始めました。

今後は中古車輸出にとどまらず、現地の物流事業やインフラ整備など、事業の幅を広げていきます。

 

私たちが目指しているのは、戦後日本の総合商社のようなアニマルスピリッツを持った会社。

アマゾンの奥まで出かけて、モノを売り買いするぐらいの気概を持っていたいと思っています。

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